仁三郎の漁

仁三郎の定置博物館
船の名前は「第十八仁豊丸」。 当館の社長が「親方」。船長として実際に舵を取っております。
乗組員は総勢20名ほど。船は10トン未満で、小型定置(横200m、縦500m)の規模を5カ所、経営しています。 それぞれ当館より五分くらいの「由良港」と「堅苔沢港」にわかれて、港より10分位の所に、浮き網と底網があります。 他にも、「張り網」や釣り堀も経営しております。
由良 | 堅苔沢 | ||
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定置網設置数 | 3カト | 2カト | |
内訳 | 小型浮き網 | 2カト | 1カト |
底網定置 | 1カト | 1カト | |
張り網2カ所 | つり堀 |
小型浮き定置網
当定置には全部で5カ所の定置があります。
そのうち、3カ所が浮き網を利用しています。
陸地から500m~1Kmのところで水深約10m~25mの所に網が張られています。
漁場までの時間は5分~10分くらいです。
だいたい1つの網をおこすのに30分~1時間ほど時間がかかります。主にサケ・マスを主体とした網となっています。
中・底層定置網
施設全体を海底に沈めて敷設するため、潮流から受ける抵抗が少なく、 比較的潮流 の速い漁場に向いています。落網に入りにくい底層魚も漁獲できます。